先日、子どもたちへの「生前贈与」が完了しました。
自分たちの通帳から数字が減っていくのを見て、正直「老後資金、大丈夫かな?」と心細くなる瞬間もありましたが、今はそれ以上に、霧が晴れたような清々しい気持ちでいっぱいです。
と言うことで今回は、生前贈与についてと、実際に私がやってみた感想をお話したいと思います。
シニア世代で生前贈与をしている人は「約3割」
実は、シニア世代で実際に生前贈与を行っている人は、全体の「約3割」ほどだと言われています。
「いつかやりたい」と考えている人はもっと多いようですが、やはり「自分たちの老後が不安」「やり方が難しいのでは?」といった理由で、実際に踏み切る人は意外と少ないのが現状のようです。
私も以前はその一人でした。けれど、あえてその「3割」の道を選んだのは、お金を残すこと以上に「家族の笑顔を守ること」を優先したかったからです。
暦年贈与の仕組みと、私が気をつけたこと
今回私が選んだのは、もっとも一般的な「暦年贈与(れきねんぞうよ)」という方法です。
- 1人につき年間110万円までなら贈与税がかからない(非課税枠)
- この範囲内で、子どもたちの口座へ振り込みました。
特別な役所への届け出は必要ありませんが、私は「銀行振込」で行うことで 「いつ、誰に、いくら送ったか」が銀行の記録にしっかり残るようにしました。将来、税務署などへの一番の証明になると知ったからです。
「争い」の種をまかない、親としての最後の大仕事

私が生前贈与にこだわった一番の理由は「きょうだい間でのもめ事を防ぎたい」という思いです。
私がいなくなった後、残された子どもたちが「誰がいくらもらうか」で悩んだり、仲がこじれたりするのは一番悲しいことです。元気なうちに自分の意思で分け終えることで、「相続」が「争族」にならないように配慮できたのではないかと思っています。
これも、親としてできる「最後の大仕事」の一つかもしれません。
これからは、自分たちの人生を謳歌する番!
老後資金は減りましたが、その分、肩の荷がすっかり下りました。 子どもたちへの責任を1つ果たした今、これからは自分たちが残りの人生を最高に楽しむ時間です。自分たちのために、気持ちよくお金と時間を使っていこうと思います。
とは言うものの
確かに霧は晴れました。
晴れましたが、「老後資金、大丈夫かな?」という思いが全くないわけではありません。とんでもなく長生きしたら・・・どうなるんでしょう?
これが、生前贈与の難しいところかもしれませんね。


コメント