こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともに早期リタイアし、それと同時に卒婚。
現在卒婚&セミリタイア5年目です。
今回のテーマは、私の実体験から
- 会社員(雇われて毎月ある程度きまった給料をもらう立場)と
個人事業主(自分で事業を行いその売上が自分の利益となる立場)を比較。
『収入』と『やりがい』は? - どっちがいいの?
について考えてみたいと思います。
私は50才を過ぎて会社勤めを辞めてゲストハウス経営を始め、会社員から個人事業主へと立場が変わりました。
両方の立場を経験したからこそ、それぞれの特徴を肌で感じることができました。
まずは結論から
- 個人事業主になってよかったな~
- 自分のために働くって楽しいな~
- 自由な時間が増えるって幸せだな~
と、かなりのプラス方向で感じています。
私と同じような境遇にある方で『会社を辞めて事業を起こしたいけど、どうしようかな~』と、なんとなく思っている方。
ただ単純に『会社員と個人事業主、どっちがいいの?』と素朴な疑問をお持ちの方。
私の経験が参考になれば嬉しいです。
私の場合~
私は50才を過ぎて会社勤めを辞めてゲストハウス経営を始め、会社員から個人事業主へと立場が変わりました。
会社員時代は、毎月ほぼ決まったお給料が入るのは当たり前のことで、残業だの休日出勤は仕方のないことだと割り切っていたところがあります。
でも、せっかくの休みなのに何でミーティングなんかやるの?
自由参加のはずのイベントが半強制的~といった雰囲気。何故?
こういったモヤモヤが積もり積もって、辞める前の数年間は『我が道を行く』のスタイルでした。
そして、退職後にゲストハウスを開業。
約4年間経営してみて、会社員と個人事業主の違いと個人事業主のおもしろさがだんだんと見えてきました。
私が会社を辞めた理由はあくまでも『第二の人生を楽しむため』です。
以前から早期リタイアは考えていたことで、しかし、全く働かないわけではなく『のんびりゆっくり働く』セミリタイアの形です。
子育てが終了し、第二の人生のライフプランなので、毎月の収入は『食べていける分+α』あれば十分という、なんとも気楽なスタートではありました。
個人事業主になって収入はどうなの?
収入(売上)
職種が宿泊業なので、季節によってかなりのバラつきがあります。
年末年始、ゴールデンウイーク、夏休みは言わずと知れた繁忙期です。
こういった繁忙期では、月の売り上げは勤めていた時の給料以上になるときもありました。
でも、これは『たまに』で、平均すると今までの給料の半分以下です。
就労日数(営業日数)
一人で営業しているため、予約の合間で自分の休みを入れたりのボチボチ営業です。
開業からコロナ前までの稼働率は約3割。
ひと月のうち約10が就労日ということになります。
それも、部屋の準備が整えばあとはゲストさんを待つばかりです。
家を空けることはできませんが、家にいて好きなことはできます。
就労時間で言えばかなり短くなります。
勤めていた時の拘束された8時間労働とはかなりの差です。
生活できるのか
前述しましたが、私は子育てが終わったセミリタイア主婦です。
学費の支払いもなければ同居家族もいません。
なので、自分一人の生活費+αを工面できればOK!なのです。
開業からいい調子でスタートできていたのですが、予期せぬ出来事『新型コロナウイルス感染症』の出現で営業は激変。予約数が激減してしまいました。
しかし、これは国の支援制度のお陰でなんとか乗り切ることができています。
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個人事業主になってやりがいは?
会社員時代
専門職だったので、仕事そのものにはそれなりにやりがいは感じていましたが・・・
どんなにがんばってもお給料に反映されるわけではないし、結局『会社のために働いている』という感覚が強かったように思います。
でもそれは、個人事業主になったから見えてきたことで、あのまま勤めていたら『一体誰のために働いているの?』というモヤモヤ感は晴れることはなかったように思います。
個人事業主になってモヤモヤが晴れる
時間に追われることなくのんびりと生活するためにゲストハウスを開業。
個人事業主としてスタートです。
しかしこれは全く畑違いの仕事とあって、最初はかなり苦労しました。
手続き関係は煩雑で、開業までの道のりはいばらの道でした。
開業してからも、帳簿関係では単語の意味から調べる~例えば青色申告とは何?~といったレベルからのスタートでした。
しかしまぁ~、この年でも勉強すればそれなりに知識はつくもので、確定申告も自力でやることができています。
そういう苦労を差し引いても、個人事業主はおもしろいなぁと感じています。
個人事業主のおもしろいところ
自分のために働く
売り上げを伸ばすためにまずは集客です。
予約サイトに掲載する写真や説明文の内容。ホープページやSNS。
どんな写真が目を引くのか。
どんな説明文だったら興味を持ってくれるのか。
こんなことを考えながら集客に努めています。
これは大変だけど苦痛だとは思いません。
がんばったらがんばった分だけ、売り上げに繋がると思えば俄然やる気が出てきます。
自分のためにやっていると思える瞬間です。
その他にも部屋の清掃や接客。
すべてが自分へ返ってきます。
自由な時間が増える
会社員の時のように、就労時間8時間という拘束された時間はありません。
ゲストを迎え入れる準備やチェックアウト後の清掃など、しなければいけない時間はありますが、どれも可能な限り調整できます。
時間調整を自分でできるというのは気持ちのいいものです。
時間調整の他にも日程調整も自由自在です。
休みたい日は予約サイトを閉めればよし。
自由な時間が増えました。
自由な時間が増え自分のために働く楽しさを知ったら、今まで抱えていたモヤモヤが一気に晴れたように思います。
やりがいは、間違いなく会社員時代以上です!
個人事業主のおもしろさは人によってはマイナスにも?
私が個人事業主のおもしろさを感じる2点
- 自分のために働く
- 自由な時間が増える
この2点は、逆の捉え方もできます。
自分のために働ける喜びがある一方で、失敗したら生活はどうなるのかという不安が常につきまといます。
会社員が毎月決まった給料をもらう安定は、個人事業主にはありません。
また、自由な時間が増える分、時間管理を自分でしなければいけません。
がんばることもできるし怠けることもできる。
時間管理をして、自分のペースで仕事をして、それから自由な時間を作り出すのであればいいのでしょうが、怠けて自由な時間を作っても、やりがいには結びつかないでしょう。
要注意!この2点は、人によってはプラスにもなるしマイナスにもなり得るようです。
まとめ
今回は、私の実体験から
- 会社員(雇われて毎月ある程度きまった給料をもらう立場)と
個人事業主(自分で事業を行いその売上が自分の利益となる立場)を比較。
『収入』と『やりがい』は? - どっちがいいの?
について考えてみました。
会社員時代は、毎月ほぼほぼ決まったお給料がもらえて安定していました。
しかし一方では、就労時間という拘束された時間が1日の大半を占めています。
一体誰のために働いているんだろうという疑問が沸いてきます。
個人事業主になったら、安定は保証されていませんが、その分自分の時間が増え自分のために働くという意識が強くなりました。
どちらがいいのか~ということではなくて、私の場合両方を経験することで個人事業主のおもしろさを知ることができました。
業種や働き方次第では、会社員時代以上の収入も夢ではないような気がします。
リスクもありますが、可能性もあるってことですよね~。
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