年齢を重ねてくると『最近、なんだか忘れっぽくなったなぁ』と感じることはありませんか?
いやいや!私は違う!!
などと抗ってみても、『あれどこやったっけ?あれ何だっけ?』などのちょっとした物忘れはきっとあるはず。
そして、私も間違いなくその一人です。
ということで今回は、そんな物忘れを克服すべく
日常生活でできる簡単脳トレを調べてみました。
特別な道具も時間もいりません。日常生活にちょっとした工夫を取り入れるだけで、簡単に脳トレができます。
一緒に物忘れを克服していきましょう。
脳トレの効果に関するデータ
多くの研究で、脳トレを行うことで記憶力、注意力、処理速度といった特定の認知機能が改善される可能性が示されています。
ただし、その効果は個人差が大きく、脳トレの内容、期間、個人のモチベーションやそもそもの認知機能レベルなどが影響していると考えられています。
脳トレと認知機能の関係はまだまだ研究段階のようですが、多くの研究データで言われているのが
『脳トレだけでなく、社会的な交流、趣味活動、適度な運動など、多様な知的活動や身体活動を行うことが重要』ということです。
以上を踏まえたうえで、日常生活でできる簡単脳トレをみていきたいと思います。
日常生活でできる簡単脳トレ

五感を意識する脳トレ
今日の食事を思い出してみる
朝食、昼食、夕食に何を食べたか、どんな味だったか、誰と食べたかなどを思い出してみる。
五感をフル活用して思い出すのがポイント。

私の朝食はほぼ毎日同じ。だからすぐに思い出せる。だが、昼食を思い出すのには時間を要する。
バリエーション少ないのに。
散歩中に意識的に周りのものを観察する
いつも通る道でも、今日はどんな花が咲いているか、どんな鳥の声が聞こえるか、空気の臭いはどうかなど、意識して観察する。
自然は五感を刺激する宝庫。

ウォーキング中は考え事をする癖がある。「来週は忙しくなりそうだから、今週中にあれをやっとこう」などと頭の中が忙しい。いかんいかん!
好きな音楽をじっくり聴く
ただ聞き流すのではなく、どんな楽器が使われているか、歌詞はどんな意味か、どんな情景が浮かんでくるかなどを考えながら聴く。

最近の歌は、字幕を見ないと何と言っているのかわからない。今度じっくり聴いてみよう。
日常の習慣に取り入れる脳トレ
指先を使うことを意識する
料理、手芸、園芸など、指先を細かく使う作業は脳の活性化に繋がる。

指先を使う作業は好きだ。
ただ最近指がつる!
簡単な計算や読み書きをする
新聞のコラムを書き写したり、簡単な計算問題を解いたりするのも脳のトレーニングになる。
スーパーで買い物するとき大まかな合計金額を出したり、割引商品の金額を計算するものよい。

現金払いのスーパーで、現金の持ち合わせがない時に合計金額を計算しながら籠に入れる。
だが、途中でわからなくなり控えめに買う。
人に何かを教える・伝える
家族や友人に自分の得意なことや最近覚えたことを話すのは、記憶の整理や言語能力の向上に役立つ。

友達に何かを伝えようとすると『何言ってるのかわかんな~い!』とよく言われる。若い時から。
新しいことに挑戦する
いつもと違う道を通って散歩してみる、新しいレシピに挑戦してみるなど、日常に小さな変化を取り入れることは、脳によい刺激を与える。

いつもと違う道~歩きならいいが車だと『よい刺激』どころではない。狭くてUターンできないようなところに入り込むと、もうテンパる。
いろいろと個人的な感想も述べてきましたが、要するに『刺激』ということでしょう。
まとめ~大切なこと
今回は、日常生活でできる簡単脳トレをご紹介しました。
特別な道具も時間もいりません。日常生活にちょっとした工夫を取り入れるだけで、簡単に脳トレができます。
ただし、脳トレはすぐに効果が出るものではないようです。
焦らず、楽しみながら続けることが一番大切・・・ということですね。
《編集後記》
先日、自宅の庭に設置している倉庫の鍵を失くしてしまいました。
鍵をポケットに入れ、庭の花の様子を見るために数カ所に立ち寄り、その後倉庫の鍵を開けようとしたら鍵がありません!
ポケットの中、地面、立ち寄った花の近く、歩いた動線を辿ってみましたが、ありません!
摩訶不思議現象です!
あまりに考えていると、そもそもポケットに入れたことすら『もしかしたら昨日のこと?』などと、自分の記憶があやふやになってしまいます。
そこで私が出した結論が『カラス説』です。

ポケットに入れようとして落ちてしまった鍵
気づかずに行ってしまった私
木の上からその様子を見ていたカラス
しめしめ~と鍵をくわえて飛んでった
とまぁ、こんな具合です。
脳トレ大事かも!!
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