個人事業主が、従業員の給与から毎月天引きし国に納付する『源泉徴収税及復興特別所得税』
この納付のやり方には2種類あります。
・毎月納付
・年に2回、まとめて納付 ※条件あり。事前に納期の特例の申請が必要
これは、従業員だけではなく、専従者として働く人の『青色事業専従者給与』にも該当します。
そして、これらの納付はe-Taxを使えば大変便利です。
ということで今回は、私の今までの経験でこれは便利だと思う
e-Taxを使った源泉徴収税及復興特別所得税の納付について、徴収高計算書の作成・送信、納税の仕方についてまとめてみました。
源泉徴収税及復興特別所得税のしくみ
毎月の給与が88,000円以上になると、事業者は源泉徴収しなければいけません。
この表に基づいて毎月給与から天引きし、事業者は国に納付します。
それがタイトルにもある『源泉徴収税及復興特別所得税の納付』です。
納付の仕方
納付の方法は二通りです。
1.税務署や金融機関の窓口で納付書での納付
この納付書は、金融機関や税務署でもらうことができます。
そして、源泉所得税が0円でも、税務署へ提出しなければいけません。
e-Taxでキャッシュレス納付
事前にe-Taxで徴収高計算書データを作成・送信し、キャッシュレス納付します。
納付する税額がなくても、徴収高計算書を作成・送信しなければいけません。
e-Taxで徴収高計算書データを作成・送信
e-Taxホームページからログイン
『申請・納付手続を行う』をクリック
「申告・申請・納税」画面で『新規作成の操作に進む』をクリック
「作成手続の選択」画面で『給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般or納期特例分)をクリック(自分が該当する方「一般」か「納期特例分」を選択します。)
後は画面の案内に従い、必要事項を入力していくだけです。
電子納税の仕方
データを送信後表示される受信通知またはメッセージボックス一覧から納付区分番号通知を表示し、納付方法を選択し納付します。
納付方法の詳細はこちら
まとめ
今回は、私の今までの経験でこれは便利だと思う
e-Taxを使った源泉徴収税及復興特別所得税の納付について、徴収高計算書の作成・送信、納税の仕方についてまとめてみました。
電子納税は、窓口に行かなくていいというメリットがある反面、パソコンと格闘するという苦労も伴います。
しかし、1度やってしまえばきっとコツが掴めるはずです。
いろんな場面での電子化、私もまだまだ格闘中です。
コメント