今年も年末調整の時期がやってきました。
去年は初めての経験で、税務署から送られてきた大量の書類と格闘したものです。
しかし、年々電子化が進んでいるようで、税務署から届いた提出用の書類はすべて電子申告できるものです。
ということで、今年は電子申告に挑戦しようと思います。
電子申告するために使うのが『e-Tax(イータックス)』又は『eLTAX(エルタックス)』
この二つの違いっていったい何なんでしょう?
そして、推奨されているeLTAX(エルタックス)には、一体どんなメリットがあるのでしょう?
今回は
・e-Tax(イータックス)とeLTAX(エルタックス)の違いと、eLTAX(エルタックス)のメリット
・eLTAX(エルタックス)を使うための事前準備
についてまとめてみました。
推奨されているeLTAX(エルタックス)ですが、使えるようにするためのパソコンの事前準備が少々大変でした。
私のように、今回初めてeLTAX(エルタックス)を使うという方の参考になれば嬉しいです。
『e-Tax(イータックス)』と『eLTAX(エルタックス)』の違い
e-Tax(イータックス)とは
国税電子申告・納税システムのことで、所得税など国税に関する申告ができます。
今回、個人事業主が提出しなければならない『給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表(税務署へ提出)』をWeb上で作成・提出することができます。
eLTAX(エルタックス)とは
地方税ポータルシステムのことで地方税に関する申告ができます。
今回、個人事業主が提出しなければならない『給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表(税務署へ提出)』『給与支払報告書(役所へ提出)をWeb上で作成・提出することができます。
以上のように、eLTAX(エルタックス)を使うことで、税務署に提出する書類と役所に提出する書類を作成し、一括で送信することができます。
給与支払報告書の提出方法は「窓口持参」「郵送」「eLTAX(エルタックス)」の3種類なので、パソコン環境さえ整えば、eLTAX(エルタックス)で提出したほうが簡単で便利だということになります。
これが、eLTAX(エルタックス)をおすすめしている理由で、最大のメリットのようです。
では、eLTAX(エルタックス)を使うためにはどのような準備が必要なのか?
eLTAX(エルタックス)の事前準備
eLTAX(エルタックス)を使うためには、無料で提供されているeLTAX(エルタックス)対応のソフトPCdesk(ピーシーデスク)から、新規で利用者IDを取得する必要があります。
利用者IDの取得までの流れ
公式サイトの説明によると、以下のような流れになります。
- パソコン環境の準備
- インターネットブラウザの設定
- 署名用のプラグインをインストール
- e-mailアドレスの準備
- 電子証明書の準備
- 利用者IDの取得
- eTAXポータルセンタへの接続確認
説明通りに進めていけば大丈夫です。(・・と簡単に言いますが、やっている時は「これでいいのかなぁ~」の連続でした)
事前準備で必要な電子証明書は、マイナンバーカードの電子証明書を使用しました。
(ただし、税理士に申告書等の作成・送信を依頼している人は不要です。)
利用者IDを取得したらeLTAX(エルタックス)が使えるようになります。
後日(私の場合は翌日)、登録しておいたメールアドレスに、自治体から審査完了のメールが届きました。
まとめ
今回は
・e-Tax(イータックス)とeLTAX(エルタックス)の違いと、eLTAX(エルタックス)のメリット
・eLTAX(エルタックス)を使うための事前準備
についてまとめてみました。
eLTAX(エルタックス)を使うことで、税務署提出の書類と市役所提出の書類が作成できて、それを一括で提出することができます。
窓口に行かなくてすみます。
作成・提出は12月末ごろを予定していますが、さぁ~どうなることか・・・
コメント