こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚(卒婚生活7年目)。
セミリタイア後にゲストハウスを始めました。
今回は、ゲストハウス経営ど素人の私が
・5年間営業してみて気づいた『業務の簡素化』の重要性
・それによってレイトチェックアウトが提供できるようになった
ことについてお話したいと思います。
仕事を辞め、新しく始めたゲストハウス経営も6年目を迎えようとしています。
慣れてきたというのもあるのでしょうが、最初の頃とは心構えみたいなものが随分と変わってきたなと感じています。
『サービス精神』から『業務の簡素化』
この『業務の簡素化』によって私にゆとりができ、ゲストさんにレイトチェックアウトと言う形で還元できるようになりました。
なかなか好評のようです。
不要なサービスをなくす
開業当初はあれもこれもと、良かれと思いいろいろとがんばっていました。
ウエルカムドリンク
開業当初は数種類のウエルカムドリンクを置いていましたが、今はドリップコーヒー1種類だけにしました。
買い出しの手間が省けます。
口コミでも、ウエルカムドリンクに対するコメントは1件もないので、ゲストさんにしてみれば『あったら嬉しいけど、ないならないで気にはしない!』という感覚なのかもしれません。
枕
ホテルでよくある一人2個ずつの枕。
自分好みの高さにできるのはいいですよね。
あれに憧れて2個ずつ置くようにしたのですが、枕カバーをはめたりはずしたりが結構大変でした。
3人の時でも6個
4人の時でも8個
ベッドメーキングのとき、部屋中枕がゴロゴロしている状態です。
今は、ちょっと高めの枕を一人1個にしています。
口コミでも、枕に関するコメントは1件もありません。
駄菓子プレゼント
小さな子どもさんが来ると分かっている時は、ちょっとしたお菓子をプレゼントしていました。
近所のおばちゃん感覚です。
ある時海外からのゲストさんに、チェックイン時にベビースターラーメンをプレゼントしたらとても喜んでくれました。
ところがその後1~2週間、掃除の度にベビースターラーメンが1本2本と出てくるので、それ以来ベビースターラーメンどころか、お菓子全般をやめました。
子どもさんの数の把握や、買い出しの手間が省けるようになりました。
お菓子の屑が、後日出てくることもなくなりました。
部屋の装飾
最初の頃は、部屋をおしゃれに見せようといろんな装飾品を置いていましたが、すぐに埃がたまって掃除が大変!
次第に物が減り、つい先日はボックスティッシュのカバーも外してしまいました。
掃除がかなり楽になりました。
お見送り
開業当初からコロナまで、チェックアウトの時はゲストさんの車が見えなくなるまで手を振ってお見送りしていました。
ゲストさんに対する礼儀だと勝手に思っていたのですが、これが結構ゲストさんを焦らせていたことがわかりやめました。
確かに見送られていたら『急がなきゃ!』と焦りますよね。
お見送りをやめてからは、ゲストさんはナビの設定をしたり荷物の整理をしたり、車に荷物を積んだ後に近くを散策したりと、自分のペースで出発されています。
私は、すぐに掃除が始められるのでお互いに効率がいいです。
なぜもっと早く気付かなかったんだろうと、不思議に思うくらいです。
文字数を少なく
シンプルなホームページ
かっこいいホームページやおしゃれなホームページをよく見かけます。
でも、情報量が多すぎて欲しい情報にたどり着きにくいなと感じることがあります。
ということで、私は超シンプルなホームページを作りました。
とりあえずこれさえわかれば、予約しようかしまいかの判断材料にはなるだろう~くらいのシンプルさです。
分かりやすさを重視しました。
まぁ、おしゃれなホームページを作りたくても、技術的に無理!というのが正直なところですが・・・
ホームページの更新頻度は月1回程度。
楽です!
室内の説明や注意書き
ゲストさんに対して『ここに書いてあるのに読んでないでしょ!』
と思う時がたまにあります。
私がホテルに泊まるときも、ファイルになった説明書きはペラペラとめくって見るだけで、読んではいないような気がします。
なので、極力文章を減らし写真に説明書きを添える程度にしました。
これなら英文作成も時間がかかりません。
目につくところにペタペタ貼っています。
回数こそ減りましたが、たまに思う時があります。
『ここに書いてあるのに見てないでしょ!』と。
レイトチェックアウトで還元
以上のように、ゲストさんに対して不要なサービスをなくし全体的にシンプルにした結果、私に時間のゆとりと気持ちのゆとりが持てるようになりました。
そしてその分をゲストさんに『レイトチェックアウト』という形で還元できるようになりました。
チェックアウトの時間を10時から11時に変更!
検証
どれくらいのゲストさんがレイトチェックアウト(10時半過ぎ)するか3ヵ月間検証してみました。
その結果は
10時半~11時:5割弱
という結果になりました。
10時~10時半にチェックアウトした人まで入れると、おそらく5割強になるのではないかと思います。
好評でした!
まとめ
今回は、ゲストハウス経営ど素人の私が
・5年間営業してみて気づいた『業務の簡素化』の重要性
・それによってレイトチェックアウトが提供できるようになった
ことについてお話しました。
日々の業務の中で、省けるものはどんどん省いたことで、私に時間のゆとりと気持ちのゆとりが持てるようになりました。
その結果、ゲストさんに『レイトチェックアウト』という形で還元できるようになりました。
チェックアウトの時間が11時というのは、ゲストさんにはなかなか好評のようです。
レイトチェックアウトの影響かどうかはわかりませんが、予約数も増えています!
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