こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。
現在卒婚&セミリタイア6年目です。
そして、セミリタイア後にゲストハウスを始めました~。
今回は、星野リゾートの経営方針から
・星のやのコンセプト『非日常』とは
・『テレビも時計も置かない』ことでターゲットを絞り込む
・不要なサービスを明確にする
・私のゲストハウスの場合
についてお話したいと思います。
私がゲストハウスを開業して5年が経ちますが、この考え方はとても参考になります。
私は不要なサービスをなくすことで、心身共に楽になりました。
長く続けようと思うなら、『無理をする場面』は少ないに越したことはありません。
無理を重ねて疲弊することだけは、避けたいものです。
・私のようにゲストハウスを始めて間もない方。
・これからゲストハウスを始めようとお考えの方。
の参考になれば嬉しいです。
星のや滞在
先日、星野リゾートが運営する『星のや』に宿泊しまた。
星野リゾートは、星のや意外にも『界』『リゾナーレ』『OMO』などのブランドがあり、それぞれコンセプトが違います。
今回私が宿泊した『星のや』のコンセプトは『非日常を演出する』こと。
3泊4日の滞在は、正に非日常そのものでした。
星のやのコンセプト『非日常感』
時計がない!テレビもない!
非日常~空間そのものやおもてなし、自然との融合・・・などと、かっこいい視点で言いたいところですが、私が非日常を感じたのは『時計がない!テレビもない!』という点です。
部屋でスタッフさんから説明を受けた後、テレビを探しましたがやっぱりありません。
これも『非日常』の演出のようです。
星のやでは『脱デジタル滞在』を提供しています。
脱デジタル滞在とは、パソコンやスマホから離れ自分と向き合う時間を過ごすことでリフレッシュし、『現代を休む日』を体感すること。(出典:星野リゾートHP)
テレビや時計がないのもこの趣旨からきているようですね。
私は、日ごろからあまりテレビを見る方ではありませんが、情報番組やニュース、朝ドラくらいは見ます。
日常からテレビの声が聞こえないだけで『非日常』です。
実は、私のゲストハウスも開業当初はテレビを置いていませんでした。
星のや同様、非日常を味わってもらうためです。
実際口コミを見てみると、テレビがないことの不満はなく、逆に『久しぶりにテレビがない生活をして非日常を感じた』という意見が意外と多かったです。
しかし、東京オリンピックが開催された時、さすがにお客さんも見たいだろうと思いテレビを置きました。
それ以来、オリンピックが終わってもテレビはそのまま置いてあります。何となく、ただズルズルと・・
時計にしても、リビングにひとつ置いています。
チェックアウトの時間を守ってもらうためにも、これだけは譲れません。
なんなら5分進めとこうか、ぐらいの必要性です。
ターゲットを絞り込む。
CBOラボの記事によると
コンセプトとともにターゲットも絞りこむことで提供するサービスの可否も判断できるようになります。例えば、「非日常感」をコンセプトにしている「星のや」の客室にはテレビや時計を置いていません。それが「星のや」のコンセプトであり提案だからです。そしてそのコンセプトに共感してくれる人だけをターゲットにしているため、テレビが欲しいという要望に応える必要がないのです。
必要なサービス、不要なサービスが明確になることで、無駄なサービスを増やすことがなくなり、コストを省くことができます。そして他社との差別化も実現しているのです。
出典:CBOラボ
私にとっての不要なサービス
送迎
私のゲストハウスでは送迎をやめました。
以前は、公共の乗り物で来られる人を最寄り駅まで迎えに行っていましたが、負担が大きくなってきたため、今は自力で来られる人に絞っています。
だいぶ時間的に楽になりました。
BBQ
私のゲストハウスはBBQにはもってこいの環境です。
にもかかわらず、開業当初からBBQを禁止にしている理由は『私が大変だから』です。
BBQ台の準備や後片付け。
燃えた後の炭の処理。
火事の心配。
それらを考えると、とても『BBQできますよ~!』とは言えません。
夏前になると、お客さんから『BBQできますか?』という問い合わせがきますが、すべてお断りしています。
今のところすべて『じゃあ、いいです~』という返事です。
お客さんが減ってもいいから大変なことはしたくない!
そう思っています。
不要なサービスを明確にする
前述しましたが、私のゲストハウスにとって『送迎とBBQ』は不要なサービスと捉えています。
これらをしないことで手間がかからず、時間的にも余裕ができます。
それでもいいよ~と言うお客さんだけが来てくれればいいかなと思っています。
まとめ
今回は、星野リゾートの経営方針から
・星のやのコンセプト『非日常』とは
・『テレビも時計も置かない』ことでターゲットを絞り込む
・不要なサービスを明確にする
・私のゲストハウスの場合
についてお話しました。
星のやでは、『非日常感』をコンセプトにして、パソコンやスマホから離れ自分と向き合う時間を過ごすことでリフレッシュし、『現代を休む日』と言う、『脱デジタル滞在』を提供しています。
そして、それに共感してくれる人にターゲットを絞っています。
ターゲットを絞ることで、不要なサービスをなくすことができます。
私のゲストハウスでも『送迎とBBQ』をしないことで、時間的な余裕ができました。
多少お客さんが減ったとしても、自分が疲弊しないことが大事かなと思っています。
私のゲストハウスのコンセプトは、星のや同様『非日常感』
そして、私の経営方針は『極力無駄を省いて私が楽をすること』
そして!
星のやから帰った後、録画しておいた朝ドラを一気に見ました!
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