久しぶりに会った孫を抱き上げようとしたら重たくて上がらない。
自分の老いを実感した瞬間である。
孫はどんどん成長するが、私はどんどん・・・
エンディングノートの続きを書かなければ!
エンディングノートとは、自分が亡くなった時に家族が困らないように、意思や情報を記しておくもの。
一見簡単そうだがこれが意外と面倒くさい。
私がエンディングノートを作り始めて2年以上が経つが、まだ完成していない。
続きを書く前に整理しなければいけないことがある。
要らない物の整理、特に銀行口座とクレジットカードの整理だ。
これがまた面倒くさい。
みなさんは銀行口座やクレジットカードをどれくらい持っているだろうか。
調査結果によると、銀行口座を3個以上持っている人は7割以上。
クレジットカードの平均所有枚数は一人3枚。
私は、使っていない銀行口座やクレジットカードを持っている。
今まで見て見ぬふりをしてきたが『やらねばならぬ!』と気合が入ってきた。
クレジットカードの解約は実に面倒くさい。
web上できればまだいいが、電話や窓口の場合もある。
先日解約した銀行は「書類を送ってもらって返信」という時間と手間がかかった。
だいぶスッキリしてきたが、もう少し整理できそうだ。
エンディングノートにはゴチャゴチャ書きたくない。
必要最低限の内容でいいが、遺された家族がもめることがないように、お金関係だけは省けない。
シンプルなエンディングノートを作るためにも『生前贈与』はいいと思うのだが、これもまた考えるのが面倒くさくてなかなか進まない。
いずれにしても、自分が持っている銀行口座とクレジットカードだけはきちんと記しておきたいものだ。
私の作りかけのエンディングノートは、パソコンの中のA4サイズ1枚。
整理途中の銀行口座やクレジットカード情報、その他ちょこっとした情報が書いてある。
未完成なので印刷していないのだが・・・
これを見るにはパソコンのPINコードが必要だ。
もしも今、私に万が一のことが起きたら
果たして家族はパソコンを開いてこのエンディングノートを見ることができるのだろうか?
どうか、PINコードをめぐり、喧嘩にだけはなりませんように。
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