こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚(卒婚生活7年目)。
セミリタイア後にゲストハウスを始めました。
9月
私の大好きな朝ドラの放送期間は半年間。
『らんまん』を見始めたのはついこの前~だと思っていたら、もう終わりを迎えようとしている。
いつの間にか暑かった夏が過ぎ、野山にはススキが出始めた。
ついこの前生まれたと思っていた孫が、もう2か月。
まさに『光陰矢の如し』だ。
年を重ねるごとに1年が過ぎるのを早く感じる。
おそらく、多くの人が実感しているはずだ。
子どもの頃の1年間と今の1年間では、感覚が全く違う。
こういうのを『ジャネーの法則』というらしい。
1歳の時に感じた1年は1/1
2歳の時に感じた1年は1/2
50歳の時に感じた1年は1/50
となる。
そう言えば、以前何かの番組でタモリさんがこれと同じ話をしていたっけな。
だんだんと1年の感覚が短くなっていくのかと思うと、ちと寂しい。
それと同時にダラダラとはできないなと、気合が入る。
私は落ち込むことがあると、とことん落ち込む。そして、開き直る。
このジャネーの法則からすると、この年では落ち込んでいる時間ももったいないということになる。
が、全く落ち込まないなんて無理な話だ。
ならば、1度は落ち込みサッサと開き直った方が無駄がない。
『ジャネーの法則』
胸に刻んでおこう。
先日棚の片付けをしていたら、十数年前にやっていた『やりかけの刺繍』が出てきた。
一時期はまってせっせとやっていた刺繡だが、もう少しで完成~というところで止まっている。
おそらく老眼が出始めて、小さな針目を見るのが苦痛になったのだろう。
先日友人から老眼鏡はダイソーで十分!と聞き、早速買って刺繍を再開したら、10針ほどしたところで頭がクラクラしてきたので止めた。
十数年前に取り掛かった『旅の思い出アルバム(特別編)』
これも途中で止まっている。
仕事が忙しくなって後回しになっている間に、十数年が経ってしまったようだ。
懐かしいな~としばらく見入っていたが、閉じてまた棚に戻した。
果たして、完成するのだろうか。
どれも十数年経っているが、感覚としては『ついこの前』だ。
これぞまさしく『ジャネーの法則』
日々生活しているとイライラや悩みは付き物だ。
しかし、1年間がこんなに早く過ぎていくのに、イライラや悩んでばかりではもったいない。
と、最近落ち込むことがあった私は、そう自分に言い聞かせている。
人はなぜイライラしたり落ち込んだりするのか。
それは、自分の期待通りに事が進まなかったから。
どうもこの『期待』が曲者らしい。
過度な期待を持たないならば、イライラや落ち込みも最小限で済む。
未来のことに期待するよりも、今この時を楽しく過ごした方がよさそうだ。
特に、新幹線並みに1年間の体感スピードが速くなっている私たちシニア世代にとっては、くよくよ悩んでいる時間がもったいない!
もしも今、何かでイライラしたり悩んでいる人がいたら、『期待』することをやめて開き直ろう。
きっと楽になるはず。
・・・と、自分に言い聞かせている今日この頃。
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