シニア世代夫婦の家事分担、夫婦間で認識のズレ!

コラム
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にゃ~
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こんにちは。にゃーちゃんです。

51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。

現在卒婚&セミリタイア6年目です。

皆さんは、夫婦間の家事分担をどうされていますか?

 



家事分担と夫婦間の認識のズレ

家事はできる人ができることをやればいい。

当たり前のことのようだが、これがなかなかうまくいかない。

以前のブログでも紹介したが、うちの娘も嫁も指示待ち夫にストレスを感じることがあるようだ。

できる人ができることをやればいいのだが、妻にしてみれば『なぜ言わないと動けない!?』と腹も立ってくる。

私も同様!

子育て時代は、言わないと動かない夫に腹を立てていた。

卒婚中の今、『できる人ができることをやればいい!』を実践中だ。

花王生活者研究部の2018年の調査によると、2010年と比較して年代問わず男女ともに『家事はきっちりやるべきだ』と思っている人の数は減っている。

家事に対する意識調査 グラフ

女性の社会進出や時短家電の普及で、『効率よく家事をこなす』という考え方が根付いてきたように思う。

ただ、男女間の数値のズレはあるようだ。

このちょっとのズレが夫婦間をギクシャクさせる。

 



家事の責任者から卒業

私の場合、子どもが独立した時点で親としての責任からある程度卒業した。

卒婚した時点で、妻としての役割からかなり解放された。

今まで勝手に担っていた『家事の責任者』から卒業したのだ。

朝日新聞Reライフ.netによると

50代、60代の既婚女性のなかには、子どもの手が離れて、仕事をしたり、ボランティアや地域の活動をしたりして、社会とのつながりを大事にするようになり、家事に時間をとられることに「私だけが家事をするのはおかしいんじゃない?」という意識の方もあるようだ。

 夫のリタイア後、昔は妻が食事を用意していたのが、60代以下の世代は「自分でどうにかしてね」「私は外出するからあなたも自分でやってね」などと夫に言うようになってきた。このため、リタイア後60代男性は、家事をやることで家庭での居場所を見つけるようになってきているようだ。

朝日新聞Reライフ.net

とのこと。

今まで家事の優先順位は高かったが、これからは自分のやりたいことがそれを上回るということだろう。

夫婦間の家事分担

私の姉は、家事は何でも自分でこなすタイプだ。

料理、洗濯、掃除・・・

大変大変と言いながらも、自分のやり方で気の済むまでやっている。

一方、旦那さんは何もしない『お~い、お茶!』の人だ。

もし仮に、この旦那さんが一部の家事を担ってくれたらどうだろう。

姉は『助かる~』と思うのだろうか。

それとも、仕上がりに満足できずストレスを感じてしまうのだろうか。

どうも後者のような気がするな。

 



共働きの娘夫婦は、娘婿が二人分のお弁当を作っている。

帰宅時間が自分の方が早い娘曰く

『夕ご飯のメニューを考えるだけで精一杯。お弁当まで考えられな~い!』と。

私の場合、卒婚しているので家事どころか生活全般が別。

非常に楽な、ストレスの少ない生活をしていると思う。

ただ、夫が我が家に来た時に決まって言う一言がある。

『今日の夕ご飯、何?』

夕ご飯、何? 何?
どういうこと?

人様の家に来ているので別にそれでいいのか?

私が夫の家に行ったときは何と言っているのだろうと、思い返してみた。

『今日の夕ご飯何にする?』だ。

『一緒に相談して決めよう。何なら私が作るよ』的なニュアンスが含まれている。

危ない危ない!

 



夫婦間の認識のズレ

前述したグラフでもわかるように、『家事は手間ヒマかかっても、きっちりやるべきだと思う』の調査結果で、2018年は2010年に比べると年代問わず男女ともに減っている。

減ってはいるが、この男女間のズレが曲者だ。

『これくらいでいいだろう』と思っている妻に対して、『もうちょっとやんなきゃ』と夫は思っているということだ。

更なるズレがこれだ。

ハルメクシニアマーケLABによると

2020年の調査では、女性の4人に1人にあたる26%が「現在の家事分担に不満がある」と回答しました。特に不仲夫婦の女性で不満度が高く、「家事分担に不満がある」割合は47%にのぼりました。

今回の調査では、コロナ禍を経て「家事分担を見直したか」と尋ねたところ、50代では「見直した」と答えた夫が14.0%である一方、妻は3.0%にとどまりました。
男女ともに、「見直した」と回答した割合は低いことから、家事負担の見直しはあまり行われていないことに加えて、夫と妻の意識の差も見られました。夫は見直したつもりでも、妻はほとんど見直したとは認識しておらず、2020年の調査で明らかになった、妻の家事負担への不満は解消されていないことがうかがえます。

ハルメクシニアマーケLAB

夫はやっているつもりだが、妻に言わせればそれはやった内には入らない!

指示待ち夫にストレスを感じている娘や嫁、そして私も、すべてはこの夫婦間の認識のズレからくるのだろう。

男女は別の生き物

牛と馬

この認識のズレをどうしたら解消できるか?

などと考えても仕方がない。

無理だ!

私が事あるごとに、自分に言い聞かせている松下幸之助さんの名言

『男は男、女は女。牛はモーで馬はヒヒン。繁栄の原理は極めて素直である。』

違う生き物だと思えば、イラついた気持ちもちょっとは楽になるだろ。

夫の家に行ったとき、最近はこう言っている。

『今日の夕ご飯、何?』

すると夫からは

『今日は○○にしようかと思ってるよ』

私にとっては満足のいく会話だが、夫がどう思っているかは・・・

知ったこっちゃない!

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