こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚(卒婚生活7年目)。
セミリタイア後にゲストハウスを始めました。
セミリタイア後の後悔とは?
セミリタイアしてみたはいいものの、実際やってみるとだんだんと『不安や不満』が出始める~人もいるようだ。
収入が減ったことへの不安や不満。
社会的信用が低くなったことへの不安や不満。
することがなくて暇。
田舎暮らしを始めたが、地域になじめない。
等々。
どこでどんなことをやっていても多かれ少なかれ『不安や不満』は付き物だろうが、快適なセミリタイア生活を想像していた人であれば、この不安や不満は『こんなはずじゃなかった!』になってしまうのだろうか。
私の『こんなはずじゃなかった!』
わたしのセミリタイア生活のイメージは、時間に追われることなくのんびりと過ごすイメージだった。
ゲストハウス開業までの準備期間は忙しかったが、開業してからは『生活費を稼げばそれでOK』という、イメージ通りののんびりとした日々を過ごしていた。
ところがコロナになり、のんびりどころか暇になった。
『あれっ!?このままで生活は大丈夫!?』と不安にもなった。
コロナも落ち着き客足が戻ってくると生活面の不安は解消され、今度は稼ぐことの喜びが芽生え始めた。
現在当初の予定とは全く違う、忙しい日々を過ごしている。
しかし、会社員時代の忙しさとは受け止め方が全く違う。
セミリタイアで手に入れた自由な時間をどう使うか
『自由な時間』とは、のんびりすることだけではないことに改めて気づいた。
やりたいことをやっている時は、どんなに忙しくてもさほど苦にはならない。
先日会計ソフトを新たに取り入れた。
今まではエクセルを使っていたが、やはり少々不便さを感じ始めたので会計ソフトに替えたのだ。
約半年分のデータを手動で入力し直したのだが、案の定数字が合わない。
会計ソフトの使い方がまだわかっていないからか、それとも元の数字が間違っているのか、入力ミスなのか。
3日間まちがい探しをした結果、無事に数字が合った。
ガッツポーズが出た!
青色申告ってなぁ~に?のレベルからスタートしたゲストハウス経営だが、それなりに軌道に乗ってきた。
収入が増えることも嬉しいし、知らなかったことが分かるようになるのも嬉しい。
もっといけるんじゃないかと上を目指したくなる。
のんびり過ごすことをイメージしていたが、今はちょっとがんばってみよう~そんな気になっている。
のんびりするも忙しくするも、自分の好きなように時間が使えるというのは、やはり『自由な時間』ということだろう。
Time is money『時は金なり』
後悔する必要はない
渋沢栄一の『論語と算盤』の中にこういう一節がある。
~成功と失敗は、自分の身体に残ったカス~
人は、人としてなすべきことを基準として、自分の人生の道筋を決めていかなければならない。だから、失敗とか成功とかいったものは問題外なのだ。
「論語と算盤」著:渋沢栄一
人生に『こんなはずじゃなかった!』は付き物ではないか。
セミリタイア後に抱く後悔の念。
収入が減ったことへの不安や不満。
社会的信用が低くなったことへの不安や不満。
することがなくて暇。
田舎暮らしを始めたが、地域になじめない。
これらは自分の身体に残ったカスだ。
こうだと思ってやったことに意義がある。
《編集後記》
『今はちょっとがんばってみよう~』という気になっていると言ったが、どうしてもがんばれないものがある。
助成金関係の書類だ。
先日、購入額の2/3を助成しますよ~という趣旨の案内が届いた。
レターパックに厚さ5mmほどのA4用紙がずっしりと入っている。
購入額の2/3はありがたい。
だが、最初の2~3枚を読んでいるうちに訳が分からなくなってきた。
分かったのは『面倒そう』ということ。
私の人生の道筋に、今回のこれは入っていない~と決断した。
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