こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。
現在卒婚&セミリタイア5年目です。
孫はかわいいですが、孫ブルーは深刻な問題のようですね。
先日、久しぶりに姉と会った。
車で 1時間ほどのところに住んでいるので、会おうと思えばいつでも会える距離だ。
しかし、コロナということもあり、会ったのは実に半年ぶりだった。
姉のばば業と私のばば業
姉のばば業
姉には3人の子どもがいて、それぞれのところに孫がいる。
総勢7人の孫だ。
みんな近くに住んでいるので、孫たちが遊びに来ることは日常茶飯事。
近所の人たちは言うらしい。
『孫ちゃんたちがしょっちゅう遊びにきて賑やかでいいね~』と。
孫に限らず誰かの誕生日ともなれば、みんな集まり自宅で誕生会。
子どもや孫に囲まれ、幸せな老後を過ごしている・・・かのように見えるが・・・
私のばば業
私には2人の孫がいる。
遠方に住んでいるので、会えるのは年に数回程度。
孫の成長を間近で見ることはできないし、誕生日にケーキでお祝いしてあげることもできない。
たまにするLINE電話や、写真共有アプリ『みてね』で孫たちの成長を見ることくらいしかできない。
姉とは真逆だ。
いつもが会えないので、たまに帰省した時には孫が食べそうなものを準備したり、動物園に連れて行ったり、絵本を読んであげたりと、孫べったりの数日を過ごす。
姉の本音と私の本音
姉の本音
姉がポツリと呟いた。
『娘から電話がかかってくるとドキッとする!』
姉のところは小さな会社を経営している。
経理や接客に加え家事全般と、誰がどう見ても姉の負担は大きい。
几帳面な性格の姉は、人にお願いすることが苦手なようだ。
『人に頼んで適当にされるより、自分でやったほうがいい。教えるより自分でやったほうが早いしね。』などとたわけたことを言っている。
そんな姉の旦那さんは、『男子厨房に入らず』の人で、料理どころか掃除洗濯も一切しない。
何でも自分でやってしまう姉と、家事は何もしない旦那さん。
まぁ、いいコンビと言えばそうなのだが、これにばあばとしての孫守がくれば~もう一度言うが~誰がどう見ても姉の負担は大きい。
子どもや孫が来た時のご飯の準備、誰も片づけようとしない食べた後の食器。
娘に対しても『手伝って』の一言が言えない姉。
これが1週間に2,3度となれば、前述した『娘から電話がかかってくるとドキッとする!』という姉の言葉も理解できるような気がする。
私の本音
もう少し近かったら、もう少し頻繁に会えるのに。
2人目の孫が生まれて最初に会ったのは、生後3ヵ月の時だった。
私の都合やコロナの都合だ。
なので、新生児期を知らない。
子育てが大変な時も、手伝ってあげることができない。
私は、子どもが小さい頃は実家の母にお世話になった身。
母のお陰で、仕事と子育ての両立ができた。
母に助けてもらったように、私も子どもたちの手伝いが少しでもできたら・・そんなことを思う。
しかし、これは実際やったことがないから思えることだというのも、重々承知している。
孫守に疲れるばあばたち
共働きの家庭が増えるにつれ、孫たちのお世話をするばあばたちも増えている。
そして姉のように、孫守に疲弊しているばあばたちが多い。
結婚前後は「マリッジブルー」、出産後は「マタニティーブルー」と、女性の人生には一過性の落ち込みがつきものだが、コロナ禍も重なり、「孫ブルー」で憂うつになる高齢者が増えている。
NEWS ポスト セブンより 家族問題評論家の宮本まき子さんのコメント
私の本音の本音
孫には会いたい。心底そう思う。
かと言って、姉のようにしょっちゅう孫の世話ができるかと言ったら、んんん~たぶんできないような気がする。
ストレスをため込んでダウンしそうだ。
『もう少し近かったら、もう少し頻繁に会えるのに。』
そう思える今が、一番いい距離感なのかもしれない。
お一人様の今の生活は気楽でいい!
たまにしか会えない私の負け惜しみだろうか・・・
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