人は人、自分は自分~人の目を気にしない生き方

コラム
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
にゃ~
にゃ~

こんにちは。にゃーちゃんです。

51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。

現在卒婚&セミリタイア6年目です。

何かをやりたいと思った時、『周りの人の目』が気になって躊躇してしまうこと、日本人の皆さんなら少なからず経験があるはずだ。

『出る杭は打たれる』ということわざがあるが、日本人特有のこの状況がよく表れている。

何も才能や手腕に限ったことではない。

もっと身近な日常生活の中で、私も含め多くの人が釘を出さないよう無難に生活しているのではないだろうか。

せっかくの自分の人生もったいないように思うが、杭を出す勇気は並大抵のことではない。

 



みんながそうしているから

ファッション

年を重ねると、無意識のうちに『無難な色・無難なデザイン』になっているような気がする。

その根底にあるものは

『こんな派手なの着たら周りから何と言われるかわからない!』という思い。

息子が以前こんなことを言っていた。

『年を取ると、どうしてみんな同じような服を着るんだろうね?』

私から見れば、若い人もみんな同じ格好をしているように見えるが、流行を追うのと無難路線でいくのとでは意味合いが変わってくるのだろう。

うちのゲストハウスのお客さん

オランダ人の70代男性は、真っ赤なセーターを着こなしていた。

フランス人の60代女性は、膝上丈のミニスカートをはいて優雅に振舞っていた。

日本人30代女性は、流行ではなく個性的な~自分が着たい服~を着ていた。

堂々としていて皆格好良かった。

 



贈答

おすそ分け

私は田舎に住んでいる。

家の周りは、畑で野菜作りを楽しんでいる80代女性が多い。

そこで田舎あるある『おすそ分け』だ。

近所の3.4人が、畑で採れた季節の野菜をおすそ分けしてくれる。

夏場はトマト・きゅうり・なす。

冬場は大根・白菜。

みんな私が一人暮らしだと知っているにもかかわらず、持ってくる量は籠いっぱい。

「どこのお宅も作っているからお宅しかやるとこないのよ~」と、3.4人それぞれが持ってくる。

毎日がんばって食べても半分は腐る。

お返し文化

『贈答』と言う言葉があるが、これは『贈ること』と『答=お返し』を意味する。

漢字があるくらいだ、『人から何かもらったらお返しをする』のが日本の風習のようだ。

きゅうりをもらったら何かお返しをする~

白菜をもらったら何かお返しをする~

以前は私もやっていた。

うちにはおすそ分けできるようなものが何もないので、どこかに行った際にちょっとしたものを買って持って行った。

疑問が残る。

相手は、自分のところでは食べきれないものをくれる。

私は、買って持って行く。

せこいようだが、あれっ?

いつからか、お返しをしなくなった。

どう思われているか気にならない訳ではないが、それ以上に『お返しはしない!』と割り切ったスッキリ感が勝っている。

 



早く飛び込め

早坂 隆著:『世界の日本人ジョーク集 』の中の一節。

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。

船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」

日本人には「みんな飛び込んでますよ」

コロナ第8波に備えてワクチン摂取をする人が急増していると、先日のニュースで言っていた。

『お~、私も急がなきゃ!』とやっぱり思ってしまう。

人は人、自分は自分

『あなたと私は違うんだ』

おそらく多くの人が頭ではわかっている。

わかってはいるけど・・・だ。

人と違うことをしようとすれば勇気がいる。

上司から休日のボランティア出勤を頼まれ、本当は行きたくなかったが、周りが行くので『いいですよ』と言ってしまう。

幼稚園のバスを見送った後、ママ友同士カフェでおしゃべりタイムが習慣化。自分はお金も時間もないが断り切れずついて行く。

これは実際に聞いた話だ。

『NO!』と言えたらどれだけ楽だろう。

今私は仕事上の人間関係から解放されている。

『人は人、自分は自分』と思っても害のない、いいポジションにいる。

それに加え年齢的なものが加勢し、人からどう思われているかがさほど気にならなくなった。

これは年齢を重ね精神が強くたくましくなったからか、あるいは年齢を重ね感覚が鈍感になったからか。

いずれにしても、年齢を重ねることは悪いことではないようだ。

 



言う人は言うし、言わない人は言わない

世の中にはいろんな人いる。

以前引っ越した先で、子どものクラスメイトのお母さんから無視されたことがある。

初めての授業参観の時に『初めまして~今度転入してきた・・・』と言いかけたとたん、ぷいっ!とあっちに行った!

もう~、びっくりびっくり!

ドラマの世界か⁉と思うほどザ・無視!だった。

びっくりはしたが、ショックではなかった。

『この人とは距離を置こう!距離を置いたところで、私が困ることは何もない!』

私なりの防御反応だ。

結局何をしても、陰で言う人は言うし、言わない人は言わない。

言う人に対しては『言わせておけ!』と割り切れば、きっと気持ちも楽になるはずだ。

逆に、人の生き方を『あ~だ、こ~だ』言うのはやめておこうと自分を戒める。

人の目を気にしない生き方

他人様に『こうあるべきだ!』などと言える立場ではない。

しかし、『人は人、自分は自分』の考え方は、自由度が増して結構好きだ。

『思うとおりに歩めばいいのよ』ターシャ・テューダーより

コメント

タイトルとURLをコピーしました