こんにちは。にゃーちゃんです。
51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。
現在卒婚&セミリタイア6年目です。
今回は
年金を65歳から受給した場合を基準として
- 60歳0カ月からの5年間繰り上げ受給した場合
- 70歳0カ月からの5年間繰り下げ受給した場合
の年金受給総額を比較してみたいと思います。
あと数年後に60歳になる私の気になるポイントをまとめてみました。
年金受給開始をいつからにしようかとモヤモヤされている方~
じ~っくり、一緒に考えてみませんか?
今や人生100年時代
厚生労働省の調査によると、2021年の日本の平均寿命は、男性:81.47年、女性:87.57年。
そして、2022年の100歳以上の総数は90,526人(前年比+4016人)です。
東京ドームの野球観戦時の収容人数が46,000人なので、東京ドームで2日間野球観戦した人数とほぼ同じです。かなりの数ですよね。
年金
繰り上げ受給
老齢基礎・厚生年金は、原則として65歳から受け取ることができますが、希望すれば60歳から65歳になるまでの間に繰り上げて受け取ることができます。ただし、繰上げ受給の請求をした時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わりません。
日本年金機構
なお、原則として老齢基礎年金と老齢厚生年金は同時に繰上げ請求をする必要があります。
昭和37年4月1日以前生まれの人のひと月当たりの減額率:
繰り上げた月数×0.5%
昭和37年4月2日以降生まれの人のひと月当たりの減額率:
繰り上げた月数×0.4%
繰り下げ受給
老齢基礎(厚生)年金は、65歳で受け取らずに66歳以降75歳まで※の間で繰り下げて増額した年金を受け取ることができます。繰り下げた期間によって年金額が増額され、その増額率は一生変わりません。なお、老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々に繰り下げすることができます。
日本年金機構
増額率:繰り下げた月数×0.7%
結局何歳まで生きたら損?得?
上記の割引率と増額率から計算すると
年金を65歳から受給した場合を基準として
60歳0カ月からの5年間繰り上げ受給した場合
80歳10ヶ月を超えた時点で、受給総額が65歳から受給開始した場合を下回り、以降は長生きするほど損失が大きくなります。(出典:ファイナンシャルフィールド)
70歳0カ月からの5年間繰り下げ受給した場合
受給開始年齢から約11年10カ月で繰り下げて受取った年金額を取り戻すことができ、81歳10カ月以上長生きをすれば、生涯に受取る年金額は多くなります。(出典:タマルweb)
分岐点は80~81歳
以上の計算から、繰り上げ受給するにせよ繰り下げ受給するにせよ、分岐点は80~81歳ということになります。
60歳0カ月から繰り上げ受給した人は、80歳10ヶ月を超えた時点で、受給総額が65歳から受給開始した場合を下回り、以降は長生きするほど損失が大きくなります。
70歳0カ月から受給した人は、81歳10カ月以上長生きすれば、受給総額が65歳から受給開始した場合と比べ生涯に受取る年金額は多くなります。
そんな言われても迷います!
今や人生100年時代。
日本人の平均寿命も、100歳以上の人数も右肩上がり。
重々理解したつもりですが、これはあくまでも統計上の話であって、私のことではありません。
平均まで生きられないかもしれないし、もしかしたら100歳越えもあり得るかもしれません。
分岐点が80~81歳だとわかったとしても、自分の寿命がいつまでなのかがわからないので、結局モヤモヤは晴れません。
まとめ
今回は
年金を65歳から受給した場合を基準として
- 60歳0カ月からの5年間繰り上げ受給した場合
- 70歳0カ月からの5年間繰り下げ受給した場合
の年金受給総額を比較してみました。
しかし
繰り上げ受給、繰り下げ受給の特徴や分岐点が分かっても、自分の寿命がいつまでなのかがわからないので、結局はどの時点で開始するのがベストなのかは依然として悩みの種です。
とは言うものの、60歳まであと数年ある私の今の考えは『その頃の経済状況次第』というところでしょうか。
年金無しでも生活できるようであれば、受給せずに65歳まで待って・・・
あああぁぁ~~、ちょっと待って!
60歳から受給すれば、お金に余裕ができて体がまだ動くうちにいろんなことができるってことでしょ!
逆にもしも65歳時点でお金に余裕があるなら、年金受給する必要はないよな~
1カ月で0.7%増額されるなら、いい投資になるしね~
結局、『何歳まで生きたら損得!?』がわかっても、だから何⁉って感じですよね。
何でこんな制度にしたかな~!
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