シニア世代の一人暮らし~値上げラッシュの捉え方

コラム
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にゃ~
にゃ~

こんにちは。にゃーちゃんです。

51才で夫とともにセミリタイアし、それと同時に卒婚。

現在卒婚&セミリタイア6年目です。

今世間は値上げラッシュ真っ只中で、家計への負担を大きくしている。

帝国データバンクの調査によれば、2022年の食品の値上げ品目数は2万822品目で、平均値上げ率は14%。

そして、2023年も続々と値上げが予定されているようだ。

この値上げラッシュを、シニア世代で一人暮らしの私はどう捉えるのか。

結論から言えば

高くても必要なものは買うし、安くても要らないものは買わない。

考えてみると、今までの生活と何ら変わっていない・・・と思っている。

結果、節約に繋がっていると自負しているのだが・・・

食費に関しては『今は仕方がない!』で通常通り買うだけ。

 



暮らし方

物欲がなくなる

年を取ると物欲がなくなると言われる。

私も物欲はない方だが、欲しいものがないわけではなく、必要なものが少なくなってくるのではないかと思っている。

長年生きていると、生活に必要なものとなくても困らないものの見極めができるようになる。

今あるものでどうにかしようとする知恵も付いてくる。

そんな私が『これは欲しい!』と思ったのであれば、『それは本当に必要なものなのだ!』と自分に言い聞かせ、少々高くても買っている。

食費の節約はしたくない

食事は毎日するもので、これを節約するとなるとなかなか厳しいものがある。

栄養面はさておき、精神的ストレスが上昇するだろう。

幸い私は一人暮らしで、ひと月の食費は約20,000円。

前述した平均値上げ率の14%を上乗せしても22,800円となる。

この2,800円をどう捉えるか。

高いと捉えるべきか、これくらいと捉えるべきか?

今の私の年齢や置かれた立場を考えると『後者』

これくらいなら~と捉え食費の節約はしていない。

家族が多い場合の食費が、家計を圧迫するのも重々承知している。

子ども家族が帰省した時の食費は、たった数日で私の一カ月の食費を優に超える。

 



これからは贅沢して生きたい

子育て時代、特に子どもが高校から大学にかけては、ものすごい勢いでお金が飛んで行った。

『節約』の二文字が、常に私の頭の中にあった。

電気をこまめに消したり、お風呂のお湯をケチったり。

スーパーのチラシもこまめにチェックしていた。

スーパーのレジで金額が間違っていると、それが例え数十円の損でも物申していたっけな。

常に家族の生活のことが頭にあった。

今は子どもたちも独立し、おまけに夫も卒婚中でいない。

お金も時間も自由に使える立場になった。

ずっと前になるが、女優の森光子さんが生前、あるトーク番組でこんなことを言われていた。

『今までずっとがんばってきたので、今はお風呂のお湯はなみなみはって入っています』

何のトーク番組で、何のテーマで、他に誰が出ていたのかも忘れたが、あの時の森さんの表情と言葉だけははっきりと覚えている。

それがあってかなくてか、今の私の心境も森さんと同じだ。

 



贅沢な暮らし

残りの人生を値上げラッシュに振り回されるのはごめんだ!

無駄遣いするつもりはないが、食べたいものがあれば遠慮なく食べたいし、電気代が多少上がっても暖かい部屋で過ごしたい。

ただただ、我慢の少ない普通の暮らしができればそれだけで幸せ。

何とも安上がりな贅沢。

2023年、これからやってくる値上げラッシュをドーンと受け入れてやろうじゃないか。

とは言うものの

私が愛飲しているリコピンリッチ。

スーパーの陳列棚から取ったら30円も値上がりしていた。

ゲゲッ!

思わず陳列棚に戻したが、贅沢な暮らしを求めている以上買わないわけにはいかない。

買ったはいいが、1回に飲む量が明らかに減った。

まだまだ、森さんの足元にも及ばないようだ。

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